耐震構法・SE構法

よごう01

自由宅工房がSE構法を20年以上採用する理由

SE構法に出会ったのは1999年の春でした。

 

ちょうどその時、お客様のN様から20坪の敷地に
家を造って欲しいと相談を受けていたときでした。
家族は母親、N様、2男(成人、学生)の4人家族です。

 

建ぺい率が60%の地域ですので
土地が20坪ということは
各階の最大面積が12坪(24帖)なのです。
2階建てでは4人が住まう部屋が
確保できないということで
3階建ての検討になりました。

 

しかし重量鉄骨3階にプランニングしても
どうも柱や梁が出っ張って

なかなか納得する間取りにならない。

 

狭小地3階建てでは鉄骨は勧めにくいことがあるのです。

在来木造や2×4は構造面の不安や間取りの制約
などの理由により当社はお勧めしていない。

うーん!何かいい考えはないかなあ。

 

教えてくれた人はSE構法の商売敵でした。


そんなある日、在来工法の場合にお世話になっている
協力業者さんNさんが何気なくこういいました。

 

「オオシマサン、知ってますか?SE構法って。
・・・えっ、知らないんですか。

オオシマサン好みだと思いますよー」

 

「なっ、なんだなんだあ?もったいぶらずに言えよ。
SMの親戚とかのギャグではないだろうなあ」

 

「何言ってんすか、SE構法ってのは集成材を使った
ラーメン工法のことですよ」

 

なぜ、Nさんが私がこのSE構法を気に入ることを
知っていたかと言えば訳があります。

 

Sさんは在来工法のプレカット事業部という柱や梁を
寸法どおりにさまざまに加工する仕事に

携わっている人なのです。

 

彼との最初の出会いは平成6年、私の叔父の家を造るとき
「これは俺がやる」と担当は会長が買って出ました。
その時、プレカットはNさんが担当だったのです。

 

打ち合わせが終わって会長が言ったせりふはこうでした。

 

「驚いた!若いのにこんなに

木構造のことを知っているのは
       最近いないぞ!」

 

私はそれなりに自信家なので


「会長!それって俺よりって意味か?」

 

「全然あっちのほうが上だぞ」

 

「・・・・(それじゃ名古屋地方では俺が2番か!)」

 

それ以来、当社の在来工法の伏せ図の作成は100%、

Nさんと私が打ち合わせていたのでした。

完璧にNさん指名で。

 

プレカット仕事で来社しても
その案件以外の話のほうが長くなることも多く、

私の住宅の考え方も当然構造の考え方も
熟知していたのです。


木造構造のプロの推薦に耳を傾けた。


そんなNさんがSE構法を教えてくれたのです。
これを意味することが分かるでしょうか?

 

Nさんは在来工法に絡んでの
当社との仕事をしているわけで、
もし当社がSE構法を採用したら
自分の営業成績が落ちる
こととイコールなのですね。

 

それでも私の性格を知りつくしている彼は
SE構法を何の自分の得にもならないのに
紹介してくれたのでした。

さらにプロの声が後押ししてくれた。

 

早速、SE構法の説明会に申し込んだ私は全て
SE構法の技術的なメリットは本当によく理解できました。

名古屋地方で1番の木構造の分かる人がすすめて
それを名古屋地方で2番目に木構造の分かる人(えへへ)
がすすめられたので話は早かったということです。

 

その内容はこの後にご案内していますのであえて
ココでは触れませんが

皆さんにわかりやすいお伝えの仕方として
現場の声を最後にお知らせします。

 

大工のKさんたちの声です。

 

「この工法はいいな。
上棟で柱と梁だけの状態でも
揺れないものなあ。
安全だよ、造るほうも

 

「今まで心配だった工事中の柱の折れを

気にせず仕事ができるからいいね。」

 

 

また忘れられないのは昭和一桁生まれの
元大工の会長(オヤジ)の一言です。

当初はSE構法をお客様に勧めるのは

狭小地だけだった私にとても響いた言葉でした。

それは・・・
 

 

「何で全部この工法で作らんのだ?」

 

でした。ガーン!

 

 

理屈よりプロが選ぶという事実

 

現場のプロの言葉が何よりこの工法の良さを
 知らせてくれたのです。

 

さらに実際この工法を取り入れている
全国の工務店では社員さんも

社長さんも協力業者さんも自宅を
SE構法で造っていることを知り

ますますその意を強くしたものです。

(当社でも社員、協力業者さんが
SE構法で家を造りました)

これからもプロが選ぶという事実を
大切にお伝えしていきたいと考えています。

 

 

にいみ02

SE構法の家とは簡単にまとめると

 

 

SE構法の家とは

 

では、SE構法の家とは、どのような家でしょうか。
一言で言えば、木材を使ったラーメン構造の家です。

ラーメンとは、ドイツ語で「枠」のこと。
柱(縦)と梁(横)で枠組みをつくり

その接合部はしっかりと固定します。
構造の強度が計算できるため、
大空間や大開口、自由な空間をつくるのに

最適な方法です。

 

SE構法の家では、

構造材に反りや割れのない高品質の

エンジニアリングウッドを使い、
接合部には独自開発の

高耐久・高品質な金物を用います。

在来工法のように、大きく木を削る必要がないため、
高い強度を保つことができます。

 

このおかげで、今まで木造住宅では難しかった、
ビルトインガレージや3階建ても、
ワンフロアを一部屋にするような大空間も、
南面のほとんどを窓にするような大開口も、
実現できるようになりました。

 

つまり、

木造のメリット・

重量鉄骨造のメリットを併せもち、
デメリットを最小限に抑えることのできる家。

それが、SE構法の家なのです。

 

詳しくは NCN SE構法のHP

 にてご確認くださいませ
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●地震や台風に負けない家づくり 

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大地震時における安全性の検証

   【視聴時間:3分51秒】
85秒でわかる耐震構法SE構法 

     【視聴時間:1分15秒】 
●アプローチムービー   

           【視聴時間:9分11秒】

 

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